好きなアニメについて「氷菓」
みなさんこんにちは
以前、「私の趣味について」という記事を書きました。
趣味は読書、ゲームと言いましたが、同時にアニメ鑑賞も行います。
というかこの趣味を持っている方々は大体アニメを見ていると思いますね。偏見ですが。
さて、今回は「氷菓」という作品についてご紹介します。
京都アニメーションさんが制作しました。
あらすじは
主人公、折木奉太郎は高校入学時に姉から「古典部に入れ」と命じられます。
彼はやらなくていいことはやらない、やるべきことは手短にをモットーとする「省エネ主義」な男子です。
当然この要求も面倒に思うのですが、古典部の部室に向かいそこで千反田えると出会います。
この千反田えるは謎を見つけると「わたし、気になります!」という言葉とともに
好奇心の猛獣と言えるお嬢様と化します。
そんな千反田に振り回されながら奉太郎が日常に潜む謎と向き合う様を描く作品です。
氷菓という作品はどのエピソードも完成度が高いです。
そのため好きな話は?と聞かれると非常に悩みますが、全てを紹介しているとくどいと思うのでまず私が個人的に一番好きな話をご紹介します。
第19話「心あたりのあるものは」
あらすじ
奉太郎はその優れた推理力により、数々の謎を解決してきました。
そんな彼を見て千反田は才能だと褒めます。
しかし、奉太郎は自分は運が良かっただけと認めようとしません。
そこである勝負をして自身の大したことのなさを彼は証明すると言いました。
その時、ある校内放送が流れます。
「10月31日、駅前の巧文堂で買い物をした心あたりのある生徒は至急、職員室柴崎のところまで来なさい」
というものでした。
奉太郎とえるはこの放送から
「生徒はなぜ呼び出されたのか?」
を主題に推理ゲームをすることになります。
事件の真相に関しては原作、もしくはアニメをぜひ見ていただくたいので割愛しますが
この話を見て感想を一言
奉太郎すごい!
いや実際マジですごい。
…語彙力が乏しいのでこのような表現しかできず申し訳ありません。
でも彼はあの校内放送の一文から、実際に事の真相を見事的中させたのです。
もちろんこれは創作物なので、これらは全て作者が創造した真相であり世界です。
しかしその見せ方が巧妙で、論理の積み重ねで到達した真相はとても美しく感じられます。
また、この話は登場人物が奉太郎とえるしか存在しないので、側から見るとこの二人が部室でずっとくっちゃべってる感じです。なので初めての人で氷菓ってどんな話?面白いの?と聞かれたらとりあえずこの19話から見てもいいんじゃないかなと思います。
もちろん1話から見ていただくとより楽しめますが。
実はこの話にはモデルが存在するらしいです。
ハリイ・ケメルマンという方が書いた「9マイルは遠すぎる」という短編があります。
私はイギリスの土地勘がないため完璧に楽しめたとは言い難いですが、こちらも面白いお話なので良ければ読んでみてください。
では、今回はこんなところで終わりにしたいと思います。
以前もお話ししましたが、氷菓は私の中で特別な作品の一つです。
夏になると定期的に見たくなるんですよね。なんででしょう?
まだ見てない方は、ぜひ見ることをオススメします。
感想などありましたらぜひ送ってください。
誰かと語り合える日を楽しみにしてます。
それでは(^ω^)/